2021-04-07 第204回国会 参議院 行政監視委員会 第1号
○副大臣(江島潔君) まず、この使用済燃料プールから取り出したものでありますけれども、これは共用プールというものを設けておりまして、そちらに保管をしております。
○副大臣(江島潔君) まず、この使用済燃料プールから取り出したものでありますけれども、これは共用プールというものを設けておりまして、そちらに保管をしております。
各号機の使用済燃料は、まず共用プールへ移送いたします。共用プールで十分に冷却された燃料は、順次乾式キャスク仮保管設備へ移送し保管しております。 なお、取り出した燃料につきましては、海水に触れた影響なども踏まえ、現在のところ、燃料の長期的な健全性の評価や処理に向けた検討を行っているところでございます。
福島第一原子力発電所では、事故のありました一号機から四号機までの使用済燃料プールの中の燃料につきましては、取り出し後、御指摘のように、輸送容器をトレーラーに載せて敷地内の共用プールに運んで保管をしております。他方で、これまで共用プールに保管しておりました燃料につきましては、大きめの容器に入れて敷地内の乾式キャスク仮保管設備において保管をしております。
各号機の使用済み燃料プールないしは共用プールといったプール形式での使用済み燃料の貯蔵であっても、これは先ほど先生の御指摘にもありましたように、万一水が急に抜けるような事態であっても冷却を続けるような能力を要求しておりますので、著しく使用済み燃料プールでの貯蔵がリスクが高いとは認識しておりません。
それは共用プールだからだと思っております。十二月四日の二十二時四十分に、プールの二次系A系で吸い込み圧力低の警報が発生をした。これでわかったことになっているんですけれども、書いてはいませんけれども、パトロールをしていた東電の社員が過って弁に触れた可能性が高い。つまり、これは、本人に自分が触れたという自覚がなかったと聞いております。
まして、この後の質問で入れますけれども、今、四号機のものは共用プールに入って管理をしていますけれども、一号機から三号機のものはどうなっているかわからない。国が一生懸命やって、地元の研究機関、学校、大学等も連携をしてロボット開発を今やる、でも、それも完成は十年を目指しているわけですね。そこからの話ですから、かなり長期な話になります。その取り出したものをどこに持っていくかという問題もありますから。
まず最初に、溶解しなかった四号機、これはしっかり対応していただいて、今、共用プールに適切に管理をしてもらっています。でも、これをどうするんですかという話なんですね。 これも違う委員会、予算委員会で大臣とやりとりしたときも、むつのキャスクに持っていって管理をして、六ケ所で処分するという方法がある。
当面の間は敷地内の共用プールで保管し、状態を注視している、こういう状況でございます。その後の処理については、並行して行う技術の検討の結果を踏まえた上で、今の段階では二〇二〇年を一つのめどとして決定をしていこう、こういうような考え方に立っております。
私ども、まず、今、福島第一原子力発電所内の使用済み燃料につきましては、これは燃料そのものが海水あるいは瓦れきの、処理を受けているということでございまして、通常とはかなり異なる環境のもとにあるということで、使用済み燃料プールから取り出した後は、当分の間は敷地内の共用プールで保管をし、その後、状態を監視していく。
そして、これは、これまでの使用済み燃料と違って、海水等の影響を大きく受けているというようなことで、当面の間は敷地内の共用プールで保管をしております。その後につきましては、今おっしゃいましたけれども、これから技術をいろいろ、どういう技術があるかということをかなり検証した上で、二〇二〇年度までに決定をするということにしております。
昨年の十一月からこの使用済燃料取り出しは始めておりまして、十一月の初めですけれども、千三百三十一体の使用済燃料を全てここから取り出しまして、共用プールというもっとずっと建物のしっかりした安全な場所に今移し替えたところでございます。残り百八十体の新燃料が残っておりますが、年内にこれも取り出すということになります。
他方で、使用済燃料に関しまして、こちらの方は中長期ロードマップに基づき順次取り出すこととしておりまして、四号機の使用済燃料に関しましては十一月五日に全ての取り出しが完了し、共用プールの方で安全に保管しているという状況でございます。 それから、最後に、地震、津波、建屋の水素爆発などで発生しました瓦れきがございます。
これなどはもう放射線量が極めて高いわけなので危険と本当に隣り合わせで、これからの作業というのはむしろこれからが大変厳しくなるということで心配をするんですけれども、この辺り、燃料は共用プールということなんですが、汚染水のこれまでの話を見ていると、やっぱり本当に大丈夫かという不安が非常にあるわけですね。その辺の安全対策ということはどうなんでしょうか。十分に取られているという認識なんでしょうか。
その上で、今の第一原発の燃料デブリの問題でございますが、海水等の影響で通常とは大きく異なる環境にさらされた経験を持つために、当面、使用済み燃料は共用プールで保管、さらに、その後、課題の調査、検討を踏まえて、二〇二〇年ごろ決定するとしています。 さらに、燃料デブリにつきましては、今申し上げましたように、現状がどうなっているか、まだ把握されておりません。
現場での説明によると、一秒間に一センチメートル程度の速度で慎重に燃料をキャスクに装填しており、また、千五百三十三体の燃料のうち、視察時点では三百五十体以上を既に共用プールへと移送したとのことであります。
四号機については、既に建屋の上に機材が設置され、使用済燃料プールから燃料を取り出し、キャスクと呼ばれる容器内に格納した後、共用プールに移送する作業が開始されており、その現場を四号機の最上階等において視察いたしました。 視察及び説明聴取の後、国際機関等の視察受入れ体制、現場の状況や技術開発などに関する幅広い周知の必要性等について質疑応答が行われました。
一応確認なんですけれども、ことしの二月に東京電力株式会社が出している、使用済燃料取り出しの安全性についてという資料を見ると、例えば、燃料の取り出しとかについては、「従来の燃料取扱いとほぼ同様の構造・設計、安全性を有する設備を用いて、従来とほぼ同様の作業手順・体制にて実施」とか、共用プールのところでも、「既存の設備を用いて、従来と同じ作業手順・体制にて実施」とか書いてあるんです。
中身でございますけれども、まず燃料プールからの燃料の取り出し、それから、共用プールでも同様に燃料をつり上げて移動させます。こういったところにつきましては、燃料の落下を防止すること、それから臨界を防止すること、遮蔽を行うこと、こういった対策についての確認を一つずついたしました。
そのキャスクを出して、先ほどのように、下におろし、共用プールというところに持っていきます。今度、共用プールは、簡単に言いますと、四号機の使用済み燃料プールでやったのと全く逆の工程を行います。したがいまして、そこでも燃料取り扱い機というものの技術が必要でございます。一方で、共用プールの方の線量は、四号機の四階の場所に比べると、桁が一つ違うぐらいに少ないところでございます。
そして、通常、共用プールへの移動というのは毎日毎日行うものではないわけです。しかし、一千五百三十三本を早く処理しなきゃいけないということで、毎日毎日、それも限られた被曝線量との闘いで、作業員がローテーションでやっていくことになるんです。状況が違うと思うんですね。
それを専用のトラックのようなもので、かなり距離は近いですけれども、共用プールというところに運んで、共用プールの中に使用済み燃料として入れるというオペレーションを行ってまいります。 訓練については、今まさにずっと続けておるところでございます。
これについては、やはりそこに貯蔵していることのリスクが高いということから、使用済み燃料プールから使用済み燃料を取り出しまして、地上にあります共用プールの方に持っていく、こういう作業を予定しているものでございます。
○参考人(廣瀬直己君) まだ燃料の形状等々をこれからチェックする必要がございますけれども、まずは共用プールに入れて十分冷やしていくということが必要だと思っております。その先は、これからその全体の再処理計画等々もございますので、そうしたものの中で判断していかなければいけないというふうに思っております。
○参考人(廣瀬直己君) まずはその燃料をキャスクに入れて、共用プールという、これは共に用いるという共用プールでございますけれども、そこに保管してそこで冷却をし続けるということになります。
課題でございますけれども、今後、四号機の使用済み燃料を、今度は四号機の近くにございます共用プールに移していくということになるわけでございます。 そのために、共用プールの中に全ての燃料棒を移換するためのスペースを確保しなければならないわけでありますが、そのスペースが現在のところございません。
それで、どういう問題があの四号に関してはあるかというと、これから、十二月からまた取り始めて、一年ぐらいの間に千五百三十三体の燃料集合体をおろして、そして共用プールへ持っていくわけですね。 考えてみますと、その間に地震が来たらどうなりますかという話が非常に重要なんですね。
今回停電のあった共用プールに何本あるか、申し上げたいと思います。六千三百七十七本です。あの停電は二十九時間で回復しましたけれども、総理、仮に四日間続いていたら、四号機については保安規定の六十五度を超えていたんです。そして、さらにそれが続くということになると、それこそ蒸発して水の高さが下がってくるということだって考えられるぐらいの事態だったんです。
そして、使用済み燃料プールや共用プール、九つが冷却できなくなったわけです。事故当時、特に使用済み核燃料のプール、冷却できなくなったら三千万人の避難になるかもしれない事故につながるんじゃないかということで、米軍が一番懸念した。これにつながりかねない大きなトラブルだったわけです。 ところが、浪江や、そして、お会いいたしましたさまざまな自治体の皆さん、楢葉の皆さんは、ファクス一枚だと言っていました。
今後は、最後に残された仮設電源設備である共用プールの冷却系電源についても多重化、恒設化を可能な限り早急に実施するよう東京電力を指導していくことにしたいと考えております。
東京電力の調査では、共用プール等に電源を供給していた配電盤内に焦げ跡があり、その真下の床面に電撃痕のある小動物の死骸が発見されております。このことから、当該小動物の電源への近接により短絡が生じ、共用プール冷却浄化系、三号機、四号機使用済燃料プール代替冷却システム等の施設が停電したものとされております。